こだわり

八千代牛乳のこだわり

殺菌温度

高温短時間殺菌（HTST）を採用

国内製造の牛乳は90%以上が120～150℃、2～3秒の「超高温瞬間殺菌（UHT）」を採用していますが、千葉北部酪農協では75℃、15秒の「高温短時間殺菌法（HTST）」を採用。
有害菌を完全に殺菌しながら、たんぱく質の熱変性による風味の変化を最小限に抑えることができるので、生乳本来の、さらっとしていてすっきりとした飲み口、ほのかな甘みを味わえます。

牛乳の主な殺菌方法

超高温瞬間殺菌（UHT）
120～150℃/2～3秒
  • 日本の牛乳の90％以上がこの方法で殺菌されている。日持ちする事や効率の良さ等大量生産に向いている。
  • 120～150℃で殺菌するため強い加熱により生乳中の菌を残らず死滅させる事が出来る一方、たんぱく質が熱変性し加熱臭（牛乳臭さ、後味が残る）が発生する。
低温殺菌（LTLT）
63～68℃/30分
  • 63℃～68℃と低い殺菌温度だが、加熱時間が30分間と長いため、HTSTに比べると加熱による風味の変化が起こる。
  • 長時間の加熱は処理に時間がかかり一度に大量生産するのには不向き。
高温短時間殺菌（HTST）
72℃以上/15秒以上
  • 有害菌を完全に殺菌しながら、たんぱく質の熱変性による風味の変化を最小限に抑える。
  • 搾りたての生乳本来の、さらっとしていて臭いが少なく、自然な甘みを味わえる。

北酪が高温短時間殺菌に
こだわる理由

なぜ北酪がHTSTにこだわるかというと八千代牛乳供給開始当初からの「搾りたての生乳に出来るだけ近いかたちで飲んでいただきたい」、「生乳本来の美味しさに近い味を味わってほしい」という酪農家の気持ちを大切にしているからです。
北酪は、酪農家を中心に設立された団体ですので、酪農家の気持ちを大切に、酪農家が美味しいと感じるものをお届けすることが大切という考えを貫いています。

生産者限定

顔がみえる牛乳

八千代牛乳は、千葉北部酪農農業協同組合生産者および協力農家の牧場で搾られた生乳のみ使用。
生産者が限定されているということは、消費者の方にとっては誰が搾った生乳かがわかる「生産者の顔がみえる牛乳」ということになります。
生乳は基本的にはクーラーステーションという施設にいったん集められますが、八千代牛乳に使用される生乳は、クーラーステーションを経由せず、工場へ直接運ばれます。

飼料へのこだわり

搾乳牛に与えている配合飼料には、遺伝子組換え品種が混入しないよう、分別生産流通管理されたとうもろこし・大豆を使用しております。
また、国産飼料用米や、米ぬか・豆腐粕・ふすま等の食品副産物を積極的に使用し、飼料自給率の向上や資源の有効利用に貢献しています。

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